こんにちは。ニケと申します。
今回はリピート系FXを徹底比較していきます。
目次
リピート系FX(リピート系注文)とは
リピート系FX(リピート系注文)とは、FXにおけるシステムトレード(自動売買取引)の一種です。
指定したレンジ内で「何回も繰り返して自動売買(リピート)を行う」ため、リピート系FX(リピート系注文)と呼ばれます。
リピート系FX(リピート系注文)の具体的なイメージは、下記の90秒の動画を観ると分かりやすいです。
※90秒でわかる マネースクエアの独自注文「トラリピ」
※トラリピはマネースクエア社が提供しているリピート系FXの元祖かつ代表的なサービスです。2007年にサービスが開始されました。
為替の値動きに対して広く罠(トラップ)を仕掛けるようなトレードでもあるため、トラップ系トレードと呼ばれることもあります。ちなみにトラリピの正式名称は「トラップリピートイフダン」です。
リピート系FXを上手く設定すると、自動売買によって完全放置で利益を積み重ねることが可能です。中にはリピート系FXの利益だけで生計を立てている方もいます。私もリピート系FXでマッタリと利益を積み重ねています。
リピート系FX(リピート系注文)の比較表
以下はリピート系FXの比較表です。
※スマホの方は横にスクロールできます。
サービス名 | FX会社 | コメント | おすすめ度 | 手数料 | 機能性 | 初心者でも | 通貨ペア | サービス名 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トラリピ | マネースクエア | 一番オススメ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | 13個 | トラリピ | |
ループイフダン | アイネット証券 | 手数料が安い | ◎ | ◎ | △ | ◎ | 14個 | ループイフダン | |
トライオートFX | インヴァスト証券 | 機能性が高い | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 17個 | トライオートFX | |
トラッキングトレード | FXブロードネット | バランサー | ○ | ○ | ○ | ◎ | 24個 | トラッキングトレード | |
サイクル2 | 外為オンライン | 通貨ペアが多い | ○ | △ | ◎ | ○ | 26個 | サイクル2 |
トラリピ(総合的に一番オススメ)
※90秒でわかる マネースクエアの独自注文「トラリピ」
トラリピはリピート系FXの元祖かつ王道です。
口座開設後に利用できるトラリピの「運用試算表」も非常に便利です。
リピート系FXを始めるならまずはトラリピがオススメです。
私もトラリピ(マネースクエア)の口座を最初に開設してリピート系FXを始めましたが、その判断は本当に正解でした。
トラリピの運用試算表などのおかげでリスクを完全に把握した上でリピート系FXを始められたからです。
手数料(手数料&スプレッドの取引コスト)も比較的安く、機能性もとても高く、その上でリピート系FXの初心者でも扱いやすい設計がされています。
ちなみに2018年11月30日からは「トラリピ1クリック」というシステムも導入され、1クリックで簡単に(非常に考え抜かれた)トラリピ設定を作成することもできます。
【関連記事】
マネースクエアのトラリピ1クリックとは。トラリピが1クリックで設定可能になりました♪
そんな私は元手50万円でトラリピ開始しました。その時のことは下記の記事に詳しく書いています。
【関連記事】
トラリピを資金50万円で開始! トラリピ設定を公開します。
ちなみにリピート系FXで「稼ぐ」ことを考えるなら元手30万円は用意したいです。
とはいえ、リピート系FXの「勉強や経験値を積む」という意味なら、元手30万円未満で始めるのも十分にアリだと思います。
マネースクエアはトラリピやリピート系FXに関するマニュアルも非常に充実しています。
通貨ペアは以下の13個です。主要な通貨ペアは全て揃っています。
トラリピで扱える通貨ペア
米ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)、NZドル円(NZD/JPY)、カナダドル円(CAD/JPY)、英ポンド円(GBP/JPY)、トルコリラ円(TRY/JPY)、南アランド円(ZAR/JPY)、ユーロ米ドル(EUR/USD)、豪ドル米ドル(AUD/USD)、NZドル米ドル(NZD/USD)、英ポンド米ドル(GBP/USD)、メキシコペソ円(MXN/JPY)
【関連記事】
トラリピの通貨ペア一覧。おすすめの通貨ペアも紹介!
リピート系FXを始めるなら、まずはトラリピをオススメします。
マネースクエアでFXの口座開設を行うと、トラリピを始めることが可能です(あとトラリピの「運用試算表」なども使えるようになり非常に便利です)。
ループイフダン(手数料が安い)
※アイネット証券の「ループイフダン」
ループイフダンはリピート系FXの中で手数料(取引コスト)が一番安いです。
(1000通貨単位あたりの米ドル/円で比較)
手数料 | スプレッド | 合計 | |
---|---|---|---|
ループイフダン | 無料 | 20円 | 20円 |
トラリピ | 無料 | 40円 | 40円 |
トラッキングトレード | 40円 | 3円 | 43円 |
トライオートFX | 40円 | 3円 | 43円 |
サイクル2 | 40円 | 10円 | 50円 |
※トライオートFXは取引単位が1万通貨単位以上の場合、手数料が半額となります。
たとえば1,000通貨単位あたりの米ドル/円で考えるなら、ループイフダンが一番安く、トラリピが次に安いです。
※1万通貨単位以上で取引する場合はトライオートFXも安くなります。ただ、リピート系FXで1万通貨単位以上で取引する場合、必要資金やリスクも大きくなるので上級者向けといえます(私は基本的に1,000通貨単位で自動売買する設定にしています)。
ループイフダンも手数料が安く非常にオススメです。ただ、機能性(設定の自由度)はトラリピのほうが上です。
そのため私はリピート系FXを始めるにあたり、トラリピ(マネースクエア)で口座開設を行った後、すぐにループイフダン(アイネット証券)で口座開設を行いました。
そしてトラリピではNZD/USD(NZドル/米ドル)を元手50万円で運用開始し、ループイフダンではAUD/JPY(豪ドル/円)を元手50万円で運用開始しました。
トラリピは機能性や利便性が高く、ループイフダンは手数料が安いというそれぞれの良さがあるので、この判断は正解だったと思います。
※ちなみにトラリピの「運用試算表」はループイフダンを設定する際にも役立つので、やはりトラリピ(マネースクエア)の口座開設はしておいたほうがいいです。
通貨ペアは以下の14個です。
ループイフダンで扱える通貨ペア
米ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、英ポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)、NZドル円(NZD/JPY)、カナダドル円(CAD/JPY)、スイスフラン円(CHF/JPY)、トルコリラ円(TRY/JPY)、メキシコペソ円(MXN/JPY)、南アランド円(ZAR/JPY)、豪ドル米ドル(AUD/USD)、ユーロ米ドル(EUR/USD)、NZドル米ドル(NZD/USD)、豪ドルNZドル(AUD/NZD)
【関連記事】
ループイフダンで扱える通貨ペア一覧。おすすめの通貨ペアも紹介♪
リピート系FXを始めるなら、ループイフダンも非常にオススメです。
アイネット証券でFXの口座開設を行うと、ループイフダンを始めることが可能です。
トライオートFX(機能性が高い)
※インヴァスト証券の「トライオートFX」
トライオートFXは機能性(設定の自由度)が高いのが特徴です。
設定項目が多く用意されており、かなり詳しく自動売買の設定が可能です。
また、1万通貨単位以上で取引する場合は手数料も安くなります。
そのためリピート系FXに慣れている方、上級者の方におすすめのサービスです。
一方でリピート系FXが初めての方や慣れていない方は、設定が少し難しく感じるかもしれません。まずはトラリピやループイフダンがオススメです。
※特にトラリピはトライオートFXに負けず劣らずの機能性で、かつ、リピート系FX初心者の方でも手軽に利用できます。「運用試算表」なども使えるのでオススメです。
通貨ペアは以下の17個です。
トライオートFXで扱える通貨ペア
米ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、英ポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)、NZドル円(NZD/JPY)、カナダドル円(CAD/JPY)、スイスフラン円(CHF/JPY)、トルコリラ円(TRY/JPY)、南アランド円(ZAR/JPY)、豪ドル米ドル(AUD/USD)、ユーロ米ドル(EUR/USD)、NZドル米ドル(NZD/USD)、英ポンド米ドル(GBP/USD)、豪ドルNZドル(AUD/NZD)、ユーロ豪ドル(EUR/AUD)、ユーロ英ポンド(EUR/GBP)、米ドルスイスフラン(USD/CHF)
インヴァスト証券でFXの口座開設を行うと、トライオートFXを始めることが可能です。
トラッキングトレード(バランサー)
※15秒で分かるFXブロードネットの「トラッキングトレード」
トラッキングトレードは全体的にバランスの良いリピート系FXのサービスです。
機能性の高さとしては、トラリピ、トライオートFX、サイクル2より低いですがループイフダンよりは高いです。手数料の安さとしては、ループイフダンやトラリピほどではないですがサイクル2よりは安いです。
取り引き可能な通貨ペアも24個と多いです。
トラッキングトレードで扱える通貨ペア
米ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、英ポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)、NZドル円(NZD/JPY)、カナダドル円(CAD/JPY)、スイスフラン円(CHF/JPY)、南アランド円(ZAR/JPY)、豪ドル米ドル(AUD/USD)、ユーロ米ドル(EUR/USD)、NZドル米ドル(NZD/USD)、英ポンド米ドル(GBP/USD)、米ドルカナダドル(USD/CAD)、ユーロ豪ドル(EUR/AUD)、英ポンド豪ドル(GBP/NZD)、ユーロ英ポンド(EUR/GBP)、ユーロ/NZドル(EUR/CAD)、英ポンドNZドル(GBP/NZD)、豪ドルNZドル(AUD/NZD)、ユーロ/カナダドル(EUR/CHF)、米ドルスイスフラン(USD/CHF)、ユーロスイスフラン(GBP/AUD)、英ポンドスイスフラン(GBP/CHF)、豪ドルスイスフラン(AUD/CHF)
トラリピ、ループイフダン、トライオートFXにない通貨ペアを扱う場合、やはりトラッキングトレードがおすすめです。そのためとりあえず口座開設しておいて損はありません。
FXブロードネットで口座開設を行うと、トラッキングトレードを始めることが可能です。
サイクル2(通貨ペアが多い)
サイクル2の特徴としては機能性がとても高く、扱える通貨ペアも26個と多いことです。
その代わり手数料が少し高めです。
(1000通貨単位あたりの米ドル/円で比較)
手数料 | スプレッド | 合計 | |
---|---|---|---|
ループイフダン | 無料 | 20円 | 20円 |
トラリピ | 無料 | 40円 | 40円 |
トラッキングトレード | 40円 | 3円 | 43円 |
トライオートFX | 40円 | 3円 | 43円 |
サイクル2 | 40円 | 10円 | 50円 |
※トライオートFXは取引単位が1万通貨単位以上の場合、手数料が半額となります。
とはいえ機能性はトラリピやトライオートFXと同じくらい高いですし、扱える通貨ペアも26個と多いので、手数料が少し高くても構わないようならサイクル2も十分に選択肢の一つです。
「手数料が比較的安くて扱える通貨ペアが多いリピート系FX」がトラッキングトレードなら、「機能性が比較的高くて扱える通貨ペアが多いリピート系FX」がサイクル2です。
サイクル2で扱える通貨ペア
米ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、英ポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)、NZドル円(NZD/JPY)、カナダドル円(CAD/JPY)、スイスフラン円(CHF/JPY)、南アランド円(ZAR/JPY)、トルコリラ円(TRY/JPY)、メキシコペソ円(MXN/JPY)、豪ドル米ドル(AUD/USD)、ユーロ米ドル(EUR/USD)、NZドル米ドル(NZD/USD)、英ポンド米ドル(GBP/USD)、米ドルカナダドル(USD/CAD)、ユーロ豪ドル(EUR/AUD)、英ポンド豪ドル(GBP/NZD)、ユーロ英ポンド(EUR/GBP)、ユーロ/NZドル(EUR/CAD)、英ポンドNZドル(GBP/NZD)、豪ドルNZドル(AUD/NZD)、ユーロ/カナダドル(EUR/CHF)、米ドルスイスフラン(USD/CHF)、ユーロスイスフラン(GBP/AUD)、英ポンドスイスフラン(GBP/CHF)、豪ドルスイスフラン(AUD/CHF)
ちなみに外為オンラインでは「サイクル2」だけでなく、「iサイクル注文」というリピート系FX(リピート系注文)も利用可能です。
ただ機能性の高さはサイクル2のほうが上なので、今回はサイクル2のほうを紹介しています。
外為オンラインで口座開設を行うと、サイクル2を始めることが可能です。
リピート系FXを徹底比較【まとめ】
リピート系FXとしてはトラリピ(マネースクエア)が総合的に一番オススメです。
手数料も比較的安く、機能性も高く、リピート系FXに慣れていない方や初心者の方でも設定や発注がしやすいです。
また、口座開設後に利用できるトラリピの「運用試算表」は非常に便利です。他のリピート系FXサービスを利用するときにも役に立ちます。
トラリピ(マネースクエア)は口座開設しておくことをオススメします。
また、手数料が一番安いループイフダン(アイネット証券)も非常にオススメです。
私は最初、トラリピとループイフダンの口座を両方開設しましたが、この判断は良かったと思います。
ちなみにトラリピではNZD/USD(NZドル/米ドル)を、ループイフダンではAUD/JPY(豪ドル/円)を運用しています。
あとは機能性重視ならトライオートFX(インヴァスト証券)もオススメです。
「手数料が比較的安くて扱える通貨ペアが多いリピート系FX」ならトラッキングトレード(FXブロードネット)もアリです。
「機能性が比較的高くて扱える通貨ペアが多いリピート系FX」ならサイクル2(外為オンライン)もアリです。
以上、リピート系FXの徹底比較でした。
少しでも参考になれば幸いです。
ニケ
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