【2020年最新】トラリピの始め方。口座開設方法や設定方法を徹底解説!

こんにちは。ニケと申します。

今回はトラリピの始め方、口座開設方法や設定方法(設定のコツ)などを解説します。

トラリピは上手に設定したら完全放置で利益が積み重なっていくので、かなりオススメです。

中には完全放置しているトラリピで毎月数十万円以上の利益を得ている達人級の方もいます。

2018年からはイケダハヤトさんなどもトラリピでの資産運用を始めています。

この記事では私のトラリピ設定なども公開しています。ぜひ参考にしてみてください。

※90秒でわかる マネースクエアの独自注文「トラリピ」

トラリピの始め方

トラリピの始め方は以下の通りです。

トラリピの始め方

1. マネースクエアの公式サイトを開く

2. FXの口座を開設する
※当然ですが無料で口座開設できます。

3. FXの口座に入金する
※私は50万円で始めました。稼ぐことを考えるなら元手30万円以上は欲しいです。ただ、30万円未満の元手でも勉強や経験を積むために始めるのはアリだと思います。

4. トラリピを設定する(発注する)
※口座開設後に利用できるトラリピの「運用試算表」は便利です。まだトラリピについてよく分かっていない方でも、トラリピの運用試算表を触っているうちに、リスクをしっかり把握した上で、自分の資金に合ったトラリピ設定ができるようになります。

トラリピ(トラップリピートイフダン)とはマネースクエア社の独自注文のことを指します。

トラリピを設定すると、トレードに時間を掛けることなく、リスクを限定した上で、自動的に利益確定を繰り返してくれます。

私はFXにおいてはトラリピによる資産運用がメインです。トラリピ設定にはコツがありますが、上手に設定したら完全放置で利益が積み重なっていくのでかなりオススメです(トラリピ設定のコツは当記事でも詳しく解説しています)。

そんなトラリピを始める場合、まずマネースクエア社の公式サイトでFXの口座を開設することが最初のステップになります。

トラリピ(マネースクエアFX)の口座開設方法

それではトラリピの始め方を詳しく説明していきます。PCからでもスマホからでも簡単に口座開設可能です。

まずはマネースクエアの公式サイトを開きます。

マネースクエアの公式サイト

公式ページを開いたら、「口座開設はこちら」というボタンを押します。

「口座開設はこちら」のボタンを押すと画面が切り替わるので、「FX個人口座開設」というボタンを押します。

ちなみにマネースクエア社のFXサービスは「マネースクエアFX」という名称です。「マネースクエアFX」においてトラリピというマネースクエア社の独自注文が可能です。

FXの口座開設ボタンを押すと、名前、生年月日、住所など必要事項の入力ページになるので、全て入力していきます。なお、住所は本人確認書類に記載されているものにしましょう(そうでないと次の本人確認が通りません)。

そのあとに本人確認書類とマイナンバーの提出画面に移ります(マイナンバーカードがなくても大丈夫です)。

提出書類の組み合わせは以下の通りです。

(1)有効な本人確認書類(一つだけでも有効なもの)

※マイナンバーカードのみ提出すればOKパターン。

(2)「通知カード」と合わせてご提出いただく必要がある本人確認書類

※通知カードと本人確認書類を提出すればOKパターン。

(3)「個人番号の記載された住民票」を合わせてご提示いただく必要がある本人確認書類

※個人番号の記載された住民票と本人確認書類を提出すればOKパターン。

(1)~(3)のいずれかのパターンで提出すればOKです。提出方法はファイルアップロードか郵送のどちらかを選べます。

私はマイナンバーカードをまだ持っていないので、通知カードと運転免許証をアップロードしました。もちろん他の組み合わせでも構いません。

マネースクエア社による書類確認が完了したら、メールでその旨が知らされるとともに、「お客様ID・パスワード・入金口座」が記載された「口座開設のご案内」が発送されます。数日ほどで届きます。

あとはマネースクエアの公式サイトで「お客様ID・パスワード」を入力してログインするだけです。

以上で口座開設は完了です!

ログイン後、元手となる資金を入金口座(FX口座)に入金すればトラリピを始められます。

どれくらいの元手でトラリピを始めれば良いかは、次に説明するトラリピ設定のコツを参考にしてみてください。

ちなみに私は50万円を入金してトラリピを始めました。トラリピ設定によっては、もっと少ない資金で始めることも可能です(まあ資金が多いに越したことはないのですが)。

口座開設後はトラリピの運用試算表という便利ツールも使えるようになります。

この記事でも詳しく説明しますが、「この設定でトラリピを運用した場合、必要資金はこれくらいで、リスクはこれくらい」というのが一目で分かるようになります。運用試算表はトラリピを運用する上で非常に便利です。

いずれにせよ、トラリピを始めるならマネースクエアの公式サイトでFX口座開設が最初のステップです。当然ですが無料で口座開設が可能です。

マネースクエアの公式サイト

トラリピ設定のコツ

トラリピ設定のコツを紹介します。

トラリピ設定のコツ

1. レンジの上限・下限を把握する

2. トラリピの運用試算表で試算する

4. ハーフ&ハーフで必要資金を抑える

一つ一つ具体的に説明していきます。

ちなみに私のトラリピ設定のやり方は鈴さん(@semiritaia_suzu)やあっきんさん(@_akkin_nara)の影響を結構受けています。両者とも凄腕の投資家です。

1. レンジ幅(レンジの上限・下限)を把握する

トラリピ設定において、レンジ幅の設定はめちゃくちゃ重要です。

私はトラリピでNZD/USD(NZドル/米ドル)を運用しています。元手は50万円でスタートしました。

以下はNZD/USD(NZドル/米ドル)の2002年~2019年のチャートです。

2002年~2019年の値動きを見ると、0.4324が一番安く、0.8810が一番高いときの値となっています。つまり0.4ドル以下になったことがなく、0.9ドル以上になったことがないということが分かります。

というわけでNZD/USDはだいたい0.4ドル~0.9ドルほどのレンジであると想定して、この範囲内でトラリピを仕掛けます。NZD/USDがこの範囲内で動いているあいだは、自動売買によってどんどん利益が積み重ねっていくようにするということです。

私の場合、0.5ドル~0.7ドルまでは買いトラリピ、0.71ドル~0.9ドルまでは売りトラリピを仕掛けています。

0.5ドル~0.7ドルまでは「ロング(安く買って高く売る)」を自動的に繰り返し、0.71ドル~0.9ドルまでは「ショート(高く売って安く買い戻す)」を自動的に繰り返すという意味です。

これは後述するハーフ&ハーフと呼ばれるやり方です。ハーフ&ハーフですと、0.5ドル~0.9ドルまでトラリピを仕掛けているにもかかわらず、必要資金を抑えることができます。

ちなみにここ数年のNZD/USDは0.6ドル~0.8ドルまでの範囲内で動いているので、0.6ドル~0.8ドルのあいだにトラリピを仕掛けるのもアリです。

他の通貨ペアを運用する場合も、このようにまずはレンジ幅(レンジの上限・下限)を把握することが重要です。

もう一例挙げると、USD/JPY(米ドル/円)でしたら2002年~2019年の値動きは以下の通りです。

2002年~2019年の値動きを見ると、75.61円が一番安く、133.8円が一番高いときの値となっています。この範囲内がトラリピを仕掛ける目安です。

とはいえ、米ドル/円が急に明日75円以下になるといったことは現実的に考えてあり得ません。たとえば2014年~2019年のレンジが99.23円~125.90円であることに着目して、この範囲にトラリピを仕掛けるというのもアリです。

こういった風に通貨ペアのレンジ幅を把握したら、次に紹介するトラリピの運用試算表で試算してみましょう。

2. トラリピの運用試算表で試算する

マネースクエアでFX口座を開設したあとは、トラリピの運用試算表が利用できるようになります。

この運用試算表がトラリピ設定を行う上で非常に役立ちます。

私自身、最初はトラリピ設定についてチンプンカンプンだったのですが、運用試算表を触っているうちに少しずつ理解できるようになりました。

ここでは「資金50万円で、0.5ドル~0.7ドルまでは買いトラリピ、0.71ドル~0.9ドルまでは売りトラリピを仕掛ける」という私の設定をそのまま公開します。

【買いトラリピの設定】
・通貨ペアは?:NZドル米ドル
・運用予定額は?:500,000円
・仕掛けるレンジ幅は?:0.5~0.7ドル
・仕掛ける本数は?:30本
・1本あたり何通過?:0.1万通貨
・1回のリピートで狙う利益は?:4ドル
・ストップロス設定は?:なし

【売りトラリピの設定】
・通貨ペアは?:NZドル米ドル
・運用予定額は?:500,000円
・仕掛けるレンジ幅は?:0.71~0.9ドル
・仕掛ける本数は?:30本
・1本あたり何通過?:0.1万通貨
・1回のリピートで狙う利益は?:4ドル
・ストップロス設定は?:なし

買いトラリピを0.5~0.7ドルのあいだに30本、売りトラリピを0.71~0.9ドルのあいだに30本で、計60本仕掛けるという設定です(ハーフ&ハーフ)。

あとは0.5ドル~0.9ドルのあいだでNZD/USDが推移しているあいだ、自動売買によって放置で利益が積み重なっていきます。

現在の私の設定は、比較的マッタリと利益を積み重ねていく感じです。今後様子を見ながら、少しずつトラリピを仕掛ける本数や投入資金を増やしていく予定です。その推移は下記の記事に書いていきます。

【関連記事】
【最新版】ニケのトラリピ設定と運用実績

そんなトラリピではロスカットを避けることが重要です。短期トレードではロスカットは重要ですが、長期運用が前提となるトラリピではロスカットを避けるのが基本戦略になります。

運用試算表に表示されている通り、私の設定ですとNZD/USDが0.4762ドルになったとき、またはNZD/USDが0.9198ドルになったときに強制ロスカットが発生します。これは運用資金が50万円であるためです。

そのため0.5ドルを割ったり0.9ドルを超えるような推移になりそうな場合は、資金を追加予定です(ちなみに今の設定の場合、50万円ほど追加したらロスカットがまず起こり得ない値になります)。

とはいえ先ほども触れましたが、2002年~2019年までのチャート(※マネースクエアで見られる最大年数分のチャート)を確認しても、NZD/USDのレンジは0.4324ドル~0.8810までとなっています。

もし今後0.5ドルを割ったり0.9ドルを超えるような推移になったとしても、その頃にはトラリピの自動売買による利益も相当積み重なっていると予想できるので、追加資金が一切必要ないケースも考えられます。

あとは「リーマンショックを超えるレベルの世界的大恐慌」など「明らかにヤバそうな何か」が起きているときは、一旦トラリピをストップしてノーポジで様子見するのもアリですね。

ちなみにNZD/USDはリーマンショックの時は0.4899ドルが大底でした。今の私の設定ならリーマンショックが起きてもロスカットされません。

マネースクエアの公式サイトを見る

3. ハーフ&ハーフで必要資金を抑える

トラリピにはハーフ&ハーフというテクニックがあります。

ハーフ&ハーフとは買いトラリピと売りトラリピを組み合わせることです。


※マネースクエアの公式サイトより

買いトラリピはロング(安く買って高く売る)を仕掛けるトラリピのことです。売りトラリピはショート(高く売って安く買い戻す)を仕掛けるトラリピのことです。

私のNZD/USDの設定もハーフ&ハーフです。0.5ドル~0.7ドルまでは買いトラリピ、0.71ドル~0.9ドルまでは売りトラリピを仕掛けるという設定です。

ハーフ&ハーフのメリットについては、マネースクエア公式の説明が一番分かりやすいのでそのまま引用します。

※一般的な買いトラリピ

※ハーフ&ハーフ

とりあえずハーフ&ハーフは必要資金を大幅に抑えることができると覚えておくと良いでしょう。

NZD/USDでいうなら、0.5ドル~0.9ドルまで買いトラリピを仕掛ける設定よりも、ハーフ&ハーフ(0.5ドル~0.7ドルまでは買いトラリピ、0.71ドル~0.9ドルまでは売りトラリピを仕掛ける設定)のほうが、必要資金を抑えられるというわけです。

ただしハーフ&ハーフには気を付けるべき点もあります。それはレンジの上下に損失リスクがあることです。

私のNZD/USDの設定ですと、先にも書きましたがNZD/USDが0.4762ドルになったとき、またはNZD/USDが0.9198ドルになったときに強制ロスカットが発生します。これがレンジの上下に損失リスクがあるという意味です。

マネースクエアでFX口座を開設した後(=ログイン後)は、ハーフ&ハーフの公式説明にも目を通しておくことをオススメします。

以上、トラリピの始め方でした。

トラリピは上手に設定したら完全放置で利益が積み重なっていくのでかなりオススメです。

もちろん「上手に設定すること」が大前提ですが、この記事ではトラリピ設定のコツを詰め込みましたので、ぜひ参考にしながら設定してみてください(*^▽^*)

もし疑問点などがあれば私のツイッターや当ブログのお問い合わせなどでいつでも気軽に聞いてくださいね! マネースクエアのお問い合わせも凄く丁寧に教えてくれるのでオススメです♪

マネースクエアの公式サイトはこちら

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